軽自動車の歴史

[ 2014年12月16日 更新 ]

昭和24年(1949年)  軽自動車の誕生

わが国の自動車史において、「軽自動車」ということばが登場するのは、昭和24年(1949年)のことです。同年法律が改正され、自動車の種類として、従来の「小型自動車」が「小型自動車」と「軽自動車」に分割されたのが始まりです。また翌昭和25年(1950年)の法改正では、 「軽自動車」の対象を2輪車、3輪車にまで拡げられました。

終戦後に法改正の中で誕生した「軽自動車」ですが、実際に生産が始まり、市場で見慣れるようになるまでにはさらに10年余の年月が必要でした。
それから、60数年が経過した現在、平成24年(2012年)の国内の新車販売台数約537万台のうち、実に軽自動車がおよそ4割を占めています(※注1)。軽自動車はいまや国民生活の中でなくてはならない地位を占めるようになりました。
その歴史を、戦後期から当協会の設立まで振り返ってみます。
日本全国で活躍する軽自動車

日本全国で活躍する軽自動車

※注1: 一般社団法人日本自動車販売協会連合会の統計による。

[ 全 13 ページ中、 1 ページ目を表示中 ]